乾燥肌の方や、美容を気にされる方にとっては冬の時期は加湿器を使われている方も多いはず。
私も乾燥肌で2日ほど、お肌のお手入れをサボると白い粉が吹いてしまいます…
ですので家に帰ってきてから加湿器を付けて、寝る時もタイマーで4時間加湿していたんですが、事件が起きました。
なんと冬場の電気代が1万円オーバー・・・
加湿器を使い始めた月からガンっと値段が上がっていますので、犯人は加湿器に間違いありません。
記事の信頼性
加湿器ってそんなに電気使うの?
電気代が跳ね上がっている事に気が付いたのは去年の冬の事。
私は趣味でギターをやっているので、部屋に何本かギターを置いているのですが、ギターは木で出来ていますので湿度の影響をとても受けるんです。湿度が高すぎても低すぎてもダメ。
湿度20%は乾燥し過ぎて良く無いので、去年は加湿器をフル稼働させていた所、いつものように電気代の請求書がやってきました。
電気代が13,000円くらい掛かっている・・・!
もちろん初めは原因が分かりませんでした。
我が家の暖房器具は「こたつ」と「エアコン」くらいのもので、電気消費量が多いハロゲンヒーターはこの年に捨てましたので、どちらかと言えば前の年より電気代が下がると思っていたのに。
他に思いあたるのは加湿器か?
でも、加湿器程度でそんなに電気食わないだろう。と思っていましたが、私の使っている加湿器の事を調べてみると「スチーム式加湿器」と言う種類らしく、最新の機種でも月の電気代が2,500円も掛かるみたい!
因みに私の加湿器は最新の物とは程遠い約30年前の加湿器で、メーカーは懐かしのNational(ナショナル)です。
母がナショナルに務めていた頃に買ったものらしく、それを中学生の頃に譲ってもらって現在まで使い続けてました。
これほど前の機種は、「省エネ!省エネ!」と世間がなっていなかった時代ですので、消費電力もバカ高いに違いないです(笑)
加湿器は大きく分けて3タイプ
電気を大食いしている犯人も分かりました。でも乾燥肌の私は加湿器を使わないと言う訳にはいかないですので、消費電力の少ない機種があるか調べてみました。
気化式加湿器
タンクに入れた水を内部のフィルターに染み込ませ、風を当てて加湿する方式の加湿器です!
消費電力が少ないのが最大のメリットなのがこのタイプ。
私が使っている空気清浄機にも、この気化式加湿機能が搭載されていますので、知ってはいました。
月々に掛かる電気代
月/約150円前後
加湿器の大きさにもよって変わりますが、大体これくらい。
この金額なら家計への負担はとても少ないです。
加湿力
加湿器の中では弱め。
家に帰ってきたばかりで乾燥している部屋を潤すには、結構時間が掛かってしまいます。
欠点
消費電力は一番少ないタイプですが、「ほんとに加湿してんの?」って言うほど加湿している実感がわかないですw
しかしタンクの水は減っていってますので、その分は空気中に湿気を出してくれているはず。
設定を「強」にしても湿度52~54%までで、それ以上はどうやっても上がらない。
個人的な印象ですと、6畳の部屋で湿度50%くらいまでが限界なのかなと思います。
超音波式加湿器
超音波の力で水を微細な粒子にして、風で部屋に送り出す方式の加湿器です!
アロマをセット出来る機種が多く、女性に人気ですしお店とかで置いている事も多いですね。
月々に掛かる電気代
月/約200円前後
気化式よりは少し消費電力が多いですが、それでもあまり差は無いので大丈夫ですね。
加湿力
見た目は水蒸気がバンバン出ますので、かなり加湿してくれてる感がありますが、その見た目ほどは加湿出来ない。
しかし、それでも気化式よりはスピーディにお部屋を潤してくれます!
欠点
手入れが非常にめんどくさい。
掃除を怠ってしまうと、内部に発生したカビ菌を部屋中にバラまくハメに…
もちろんそんな状態だと、健康にも被害が及び気管支などをやられます。
これは加湿器病と呼ばれていて、死亡した事例もあり問題になっています。
基本的には毎日掃除をしなければいけませんので、めんどくさいですね…
スチーム式加湿器
水を加熱し、そこから出た水蒸気で加湿する方式です!
加熱しますので、カビやバイ菌も死滅させますので、とてもクリーンな加湿器。
なのでお手入れも非常に簡単です。
月々に掛かる電気代
月/約2,800円前後
他の加湿器と比べると圧倒的に高いですね。
ずっとポットでお湯を沸かしているのと同じ状態なので、電気代が高くなるのも分かります。
加湿力
スチーム式加湿器が最も性能が高い!
しかしずっと使うとお金が掛かるので、局所的に2~3時間などと使う時間を決めないと、家計への負担が大きいです。
欠点
まずはランニングコストが1番高くなってしまう事。
それと結露が発生しやすいと言う事ですね。
私は冬場はレースカーテンをいつも閉めていましたので、結露している事に気付かず、いつの間にやら窓ガラスにカビが発生していました(泣)
ハイブリット式加湿器
基本は気化式なんですが、水を含んだフィルターに風を送る際、ヒーターで温めた風を使うので、気化式の弱点であった加湿力の弱さを克服した新しいタイプです!
月々に掛かる電気代
月/1,000円~1,500円前後
気化式&超音波式とスチーム式の丁度中間になりますね。
う~ん、これくらいならあまり家計の負担にならないラインです。
加湿力
スチーム式には及ばないものの、気化式や超音波式より加湿する力が強い!
機種によっては加湿されるまでに、少し時間が掛かってしまいますが。
欠点
基本は気化式ですので1週間に一回はお手入れが必要で、電気代は気化式や超音波式に比べるとランニングコストが掛かる所です。
まとめ
電気代を出来るだけ節約するためには気化式が一番良いんですが、肝心の加湿力は低いですし。超音波式は加湿力は高めで、消費電力も低いですがお手入れが超めんどくさいですね。
私が加湿器を買い替えるなら、加湿力と電気代のバランスが良いハイブリット式を購入すると思います。
SHARP(シャープ)やPanasonic(パナソニック)の製品ですと、独自のイオン技術がありますので、潤いが増すのと静電気除去の効果も高まるのでオススメです。
あ、ズボラな方は超音波式加湿器は購入しない方が良いですよ。
カビをまき散らす結果になってしまって、健康被害を受けてしまいますので・・・!